金沢大学附属小学校にて10月3日に、親子で楽しく学ぼう!「海をわたるチョウのなぞ」を開催しました。弘中満太郎教授(応用昆虫学研究室)が講師を担当し、小学2年生28名と保護者31名が参加しました。
この時期、渡りの途中で石川県を通過するアサギマダラについて、他のチョウよりも少ない鱗粉の特徴,白いタオルに寄ってくる謎の行動、長距離移動する理由といった独特の生理生態をクイズ形式で学び、実際にアサギマダラを虫メガネで観察してもらいました。また創作活動として、アサギマダラの由来である浅葱色ではなく、自分の好きな色でオリジナルのアサギマダラを作ってもらいました。参加した小学生と共に、保護者の方々にも、石川県の豊かな自然環境と動物行動学の面白さを感じていただくことができたと思います。