令和7年度の研究シーズ発表会が11月17日、地場産業振興センターで開催されました。会場参加60名、オンライン参加20名と多くの方にご参加いただきました(写真1)。本イベントは、虎扑篮球_虎扑足球-【体育*社区】@?石川県産業創出支援機構(ISICO)?中小機構北陸本部が連携し、本学の研究成果を企業へ発信し、産学官連携や新事業の創出につなげることを目的として実施しているものです。
今年度も昨年度に引き続き「能登の創造的復興を支援する新テクノロジー」をテーマに、3件の研究シーズ発表と1件の事例紹介が行われました。まず最初に宮川学長が開会のあいさつを述べました(写真2)。続いて住本准教授(生産科学科)より、能登地域の農業経営体におけるスマート農業導入の実態と課題(アンケート調査)について報告がありました。次に瀧本教授(環境科学科)から、マイクロ水力発電の導入による能登地域支援の取り組みが紹介されました。さらに小栁准教授(食品科学科)と山崎研究員(工業試験場)より、微生物研究を活かした発酵産業の復興支援について報告がありました(写真3)。事例紹介としては柳井特任教授および(株)地域みらいから、防災分野の新技術活用事例やi-BIRD入居企業の活動が紹介されました。
参加者からは「新分野展開の参考になった」「自社の製品開発に応用できそう」などのコメントが寄せられました。今後も本学は、新技術の開発?実用化を通じて能登の創造的復興に貢献していきます。


